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戸建てリノベに品質基準を設定

戸建てリノベに品質基準を設定

「適合リノベーション」を推進

一般社団法人リノベーション住宅推進協議会では既存住宅流通の活性化を図るため、従来から優良なリノベーションの品質基準を定める事業を行っている。定めた基準を満たす中古住宅を「適合リノベーション住宅」と名づけ、普及を図っている。会が発足した2009年にはマンション専有部の品質基準「R1」住宅を発表。このR1住宅の基準を満たした物件は2011年1月25日時点で4066件あり、現在月間300件程度が流通している。同会によれば、首都圏の中古マンション成約数における10%程度を占めているという。

基準設定の狙いは中古住宅に対する漠然とした不安を取り除くこと。そのため同社では、「R1」策定後も形態の異なる住宅タイプの品質基準の検討を行っていた。

「R5」の基準は?

そして今回新たに発表されたものは、マンション一棟まるごと改修する場合の品質基準「R3住宅」と戸建ての「R5住宅」だ。「R5」の基準の中身は主に「構造」「劣化」「維持管理」「履歴」「重要インフラ」の5つの項目基準を設けた。

まず「構造」「劣化」については、「既存住宅売買かし保険」と「中古住宅適合証明(フラット35)」の公的基準を組み合わせたものを採用した。この検査で基準をクリアしていないものは改修する必要がある。基準を満たすために必要なチェックシートも策定し、効率的な診断と改修を可能にする。検査対象部位は2年以上の保証を付与。

「維持管理」については施主自身がいつ何を改修すればよいか分かる「長期修繕計画の目安」を渡すこととする。「履歴」については協議会か情報サービス機関にて蓄積することが条件。「重要インフラ」については給水管、給湯管、配水管などの全13項目について、協議会がマンション専有部の品質基準「R1」で定めた基準に基づいて改修をする。これには「検査ガイドブック」というものがあり、13項目の検査方法と手順が決められている。そして、このインフラについては最低2年間は保証することにしている。

「早く基準がほしい」

適合基準を満たせば、既存住宅に係る住宅性能表示制度、中古住宅適合証明フラット35Sの融資条件優遇なども受けやすくなり、消費者のメリットが出てきます。

「R5住宅」はマンションリフォームなどの需要があまり旺盛でない地方の会員企業から早く制度を作ってほしいとの要望が高まり、今回前倒しでの発表となりました。住宅ストックの53%が戸建であることもあり、この取り組みを通じて中古住宅プラスリフォームという選択肢が拡大していくのか注目です。



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