住宅R工房はリフォーム・リノベーション専門で26年。 筑西,つくば,桜川,下妻,結城~,真岡,小山~で活動中!

大正古民家 防湿コンクリートから柱土台取替、床下地まで

大正古民家 防湿コンクリートから柱土台取替、床下地まで

 

前回は大正古民家 解体が終わり、次は床下基礎まわりと離れの屋根にて解体と屋根づくりの様子をお伝えしました。

 

今回はあれから1ヶ月とちょっと経ちまして、防湿コンクリート~布基礎~土台交換、柱交換、床下地、床下断熱材までです。

ずんずんいってみましょう。

 

おさらいです。床をとっぱらい露わになった床下。

 

まわりの敷土台も腐ってはいませんし白蟻にも食われてはいませんでしたが、
今後も永く保たせるために交換しておきます。

大工さんによるとおそらく土台には栗が使われていたようです。
栗は反りが強く長尺材としては扱うのがむずかしいものらしいのですが、
当時の大工の技術によってきれいにストレートにしかれています。

今回は基礎パッキンを追加し、コンクリートと敷土台の縁を切りつつ、ヒノキ土台に交換します。

玄関土間に埋もれていた木材は白蟻に食われてすっかすかでした(写真で粉砕された木の部分)。
どんなお家でもなぜか白蟻に見逃れるということはありません。

相応の対策が必要です。

敷土台、柱等の写真ですが、こちらはすでに砕石をしいて転圧してありますね。

 

この土台らへんを全取っ替えです。

 

構造が露わになり、土間コンを流したり、床下地をはって素の建物の状態が見えなくなってしまう前に

お施主さんご家族にきていただき、確認と今後のお打ち合わせをさせていただきました。

現場ではまだイメージがつきにくいですが、

リノベの現場では現状を確認しながら、完成を想像しながらということを共有するのがとても大切だと思っています。

なんてったってワクワクしますしね!

 

砕石を敷き、転圧してあったものの上からコンクリートを流して平らにならしています。

もちろん、砕石とコンクリの間には防湿用のビニールが敷かれ、ひびわれ防止のワイヤーメッシュがはいっています。

布基礎用の配筋もでていますね。

こちらは子供部屋の方ですが、こんな感じですね。

 

ちなみに土台はこんな感じの断面をしております、これはきれいな心持ちですね。

 

コンクリートのポンプやさんが流しております。

養生中、固まってきました。

このあと布基礎の枠をたてます。

 

椿が咲き出すころでした。

こちら、材料のホウ素処理をしています。

界面活性剤と水でホウ酸塩系の粉を溶いて、材料に噴霧します。

これだけで相当染み込みます。

ホウ素は白蟻対策、カビ対策のためです。

ホウ素というと化学薬品で人体に危険な感じがするかもしれませんが
ホウ素は食塩みたいなものでよっぽど食べ過ぎなければ無害です。
赤ちゃんでなければ口に入っても大丈夫。試しになめてみましたがしょっぱいだけで、水溶液を手で触ると少しぬるぬるします。(乾けばさらさら)

子供部屋の方も防湿コンクリートが完了です。

 

布基礎の枠。

 

なんと生コン業者の方が手伝ってくれています。

若い職人さんと二人で猫ぐるまをつかってどんどん搬入していました。
ポンプ車を依頼するほどの量ではないので非常に助かります。

そんなこんなで

養生中。

 

これを敷土台の下に敷き込み、雨でも犬走りからの表面張力で水浸しにならないよう対策します。

子供部屋の床下地をつくっていきます。
旧い、ドラム缶で枠を利用した束と柱がありますが、撤去です。

現場手刻みでの腰掛け蟻継ぎ。

火打ち金具をいれておきます。

部屋を区切る柱梁、床下地ができあがってきてそれっぽくなってきました。

 

横架材にほぞを掘る機械ですね。カクノミ。 ズームレンズですが望遠側で撮ったのでなんか雰囲気のある写真ですね。

 

 

敷土台の入替え「後」です。調整しながらがっちり固定していきます。

ジャッキと太いつっかえ棒を何本も使い、柱を持ち上げながらの緊張する作業です。
残念なことにジャッキアップ中の写真がありません!

すでに土台と大引をいれはじめています。

 

東側も敷戸台を一通り交換。

床組がみえてきました。

大引と鋼製束。

鋼製束は床鳴り防止のため、乾いても弾性を保つネダボンドまたは束ボンドでとめます。

 

ここからはあっという間です。

大引までできたら根太を1尺ごとに敷き、間に断熱材を入れたら床下地のベニヤをはりこみます。

ところどころ浮いて見えるのは近日、構造見学会を実施予定のためにビス止めをしてないからです。

そうなんです、「見学会」開催いたします!

追って別記事にてご案内いたしますが、4/27土曜、4/28日曜に予定しております。

もうひとつの中土間の平屋入母屋のお家が4/29月曜と4/30火曜日と4日連続での開催です。

予約はご不用ですが、ご連絡いただければ確実にご案内できますのでご予約をおすすめします。
もし予定が変わったらキャンセルのご連絡をいただければ大丈夫ですので。お気軽にどうぞ!

 

 

 

床レベルが地面からフロアレベルまでぐっとあがってきたのでぐっと印象がかわってきました。

これからどう変化していくのかお楽しみに!

 

現場のご案内もおまかせ住宅R工房 古民家リノベ設計事務所!

応援してもらえると
嬉しいです!