フルリノベーション |I様邸
築年数
43年
建坪面積
40坪
建物形態
入母屋
BEFORE
AFTER
【依頼の経緯】
2005年1月4日、築43年の古い平屋の入母屋住宅をリフォームできますか?と会社の方に奥様とお子様を連れてお見え頂きました。
お客様は、どうしたい・こうしたいなどのやりたいことが何も決まっておらずとにかくリフォームをして新しく平屋の入母屋住宅を再生させてほしいとの一言でした。
私どもの会社が全面リフォーム(当時はリノベーションの商品はまだ世にありません)を初めて務めさせて頂いたお客様第1号です。
※全面リフォームは当社社員の実家と中古住宅(37年前の平屋)を購入して試験済み
「古き良きものを活かして住まう」まさしく題名通りの全面リフォーム住宅の完成依頼
当時業界では全く想像がつかない新しい建物の考え方でした。
依頼の際、私ども一同心を震わせたのを今でも鮮明に覚えております。
今、私どもの会社があるのはこの第1号のお客様のおかげだと思います。
本当にありがとうございました。
【ゾーニングにあたっての住宅R工房の考え方】
現状の建物診断をして、現代の構造、性能、動線に再生させようと提案
わくわくするような間取りに動線に色づかいにをテーマに提案
今までの入母屋住宅の概念をぶち破ろうを提案(大幅な間取りの変更)
玄関開けたら異空間。
その当時には無かった和風モダンに変身を提案
【工事の進め方】
柱と屋根を残しスケルトンに解体
(古い竹で編んだ土壁など古い職人技が光る建物でした)
床下に土間コンクリートを敷き詰め、補強と防湿と銅制束を使い構造の体質改善をしました。
古い入母屋住宅なので柱、壁、屋根束、土台と補強し耐震と経年劣化を修復していきます。
水回りの設備、配管、電気照明と配線と分電盤工事、断熱工事には複層サッシ、ドアを用いり天井、壁、床にも高密度ガラスウォールを使用。
間取りから動線まで変更、LDKの大きなスペースを作り出し、各々のプライベートが保たれるように。
(全体的に補強や柱使いを考慮して大幅に間取り変更に成功)
工事期間は3か月でした。